私は、子供の頃から、比較的大人しく、引っ込み思案で、人見知りな性格でした。
大人しいので、よくクラスメートからもいたずらされたり、からかわれたりすることも多かったのです。
ある時は、当時流行っていたスーパーカー消しゴムを、クラスメートから、先生の机の中に隠されて、「私のものです」と言えずに、没収されてしまったり。いたずらされても、何も言えないタイプの子供でした。
そんな私も大学生になると、多少モテたい気持ちと、音楽が好きだったこともあって、ロックバンドを始めました。
相変わらず、口下手でしたが、歌で気持ちを表現することの自由さや、スポットライトを浴びる気持ちよさを知って、人前に出ることへの抵抗が少しづつ軽くなっていったのを覚えています。
ところが、社会人になると、もとの性格がまた顔を出し始めたのです。
自分を変えるために志願した営業部門でも、
顧客と話をするのが苦痛で、どうコミュニケーションを取っていいのかわからない状態。
訪問した代理店の営業マンからは、「何しに来たの?」と、露骨に嫌な顔をされる始末。
顧客とコミュニケーション取れないメーカーの営業マンと同行営業しても、時間の無駄になるばかりか、自分の評判も落としかねないからです。
そんな状態で、成績が上がるはずもなく、鬱々とした日々を送っていました。
「この会社にいて、いいんだろうか?」
大学時代に培った自信は、すでに崩壊し、
自分に自信がなくなり、自分の能力にも疑問を持つようになりました。
そんな状態ではあったのですが、当時の上司からの励ましやアドバイスもあって、提案営業というものが少しづつ出来るようになりました。
どうにか奮起して、少しづつ成績もあげられるようになり、それなりの成果も出せるようになりました。
しかし、管理職になったときも、まだ、「自分にそんな能力があるだろうか?」と疑問に思っていたのです。
このままだと、きっと部下に対しても悪い影響を与えかねないと感じていました。
そんな自分に嫌気がさして、自分の能力を上げるために、様々なビジネスセミナーや自己啓発セミナーに通い始めました。
そんな中で出会ったのが、脳科学を使った学び方の技術とスピリチュアルでした。
脳科学を使った学び方の技術では、超効率的なスキル習得の技術を学び、
スピリチュアルでは、自分にとって本当に幸せな人生とは何かを学びました。
自分にとって本当に幸せな人生とは、自分の人生の目的とミッションに沿った人生を送ることです。
どんな学びも自分の人生の目的とミッションに沿っていないと、うまくいきません。
逆に言えば、自分の人生の目的とミッションを知れば、自分が何を学ぶべきかも明確になります。
私は、スピリチュアルと出会い、自分の人生の目的とミッションを知りました。
そして、自分がこの人生でやるべきことは何なのかを見つけることが出来ました。
それからの私は、社内で悩みを抱えた人のコーチングを始め、次第に社外の人や、SNSで知り合った人にオンラインでコーチングをするようになりました。
コーチングを受けた人からのたくさんの感謝と、ポジティブな変化は、私に最高の達成感と充実感をもたらしました。
そして、私は今、ライフコーチとして、人生の目的とミッションを多くの人に見つけてもらい、自分史上最高に幸せで、豊かな人生を歩いている人を、たくさん生み出すための活動をしています。