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今日は、
あなたが、職場で、上司や先輩と呼ばれる立場の人だとしたら…
「ぜひ、知っておいてほしいな～」
と思うことを書きます。
新入社員を含め、まだ経験の浅い社員は、
失敗や間違いをすることも多いですよね。
いや、経験の浅い社員だけではありませんね^^
経験を積んでいても、チャレンジしている人は失敗することもありますし、
もともと注意力が散漫なタイプの人もいます。
「私、失敗しないので。」
一度言ってみたい言葉ですが、（笑）
失敗しないのは、ドクターXの大門未知子くらいのもので、
人間に失敗はつきものです。
部下が失敗をした時、
上司や先輩への報告が、
つい、言い訳、反省アピールから入ってくることがあります。
本人としては、「失敗したくて失敗したんじゃない」ということを伝えたいのでしょうが、
聞いている側からすると、自己弁護にしか聞こえなかったりします。
でも、ここ重要なんです。
そんな時、
つい、部下の話を遮って、こちらが言いたいことを言ってしまっていませんか？
言い訳や反省アピールは、
聞いていて、イラッと来たり、「もう聞きたくない」、
と思ってしまうこともありますよね。
でも、上司であるあなたは、ここはぐっと我慢。
部下に言いたいことを全て吐き出させてから、
あなたの伝えたいことを伝えるほうが効果的です。
部下が言いたいことを吐き出してしまう前に
あなたがどんなに大事なことを伝えようとしても、
部下には入っていかないんです。
この状態では腹落ちがしにくいんです。
本人は、言い訳や自己弁護かもしれないけど、あなたに伝えたいことがあるんです。
吐き出したいものがあるんです。
ここで、吐き出させるのを止めて、飲み込ませ、
あなたの言葉を入れようとしても、入りません。
「はい、わかりました…」
というかもしれませんが、
気持ちの中は、
「わかってもらえなかった。聞いてもらえなかった。」
ということしか残らないんです。
少し忍耐は必要ですが..(笑)
ここは、部下の腹の中にあるものを全て吐き出させてから、
あなたの伝えたいことを、冷静に、伝えるようにしてください。
その方が、あなたの言葉を腹落ちさせやすくなります。
吐き出したいものを吐き出して、
「聞いてもらえた。」
という状態だと、
相手の言葉も素直に胸に入ってきます。
部下が成長するために、上司が出来ることは、
実はあまり多くありません。
「経験」をさせることと、 「気づき」を与えること、この２つくらいです。
「気づき」を与えるときに、
どうすれば相手に伝わりやすいか、腹に落としてもらいやすいか、
を意識して行う必要があります。
自分の気持ちは少し抑えて、相手の状態を考えて、
効果的なタイミングで、効果的な伝え方をする必要があるのです。
そういう伝え方を意識していると、部下の行動が変わってきます。
腹落ちさせたいときは、まず「吐き出させる」こと。
参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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