テレビを見ていると、ポジティブなニュースよりも、ネガティブなニュースの方が圧倒的に多いですよね。
その方が視聴率が取れるからなんでしょうが、
長い時間テレビを見る人は、オートマティックにこのネガティブなニュースが潜在意識に摺り込まれていってしまいます。
そして、世の中には悪い事しか起きていないような、悪い人しかいないような、そんな気分になってしまうんですよね。
テレビを含むマスメディアは、公平に事実を伝えるような素振りで情報を流していますが、
そこには明らかに意図が働いていて、その意図によって切り取られた情報を私たちは受け取っています。
なので、要はその物事の一部、あるいは一面しか見ていないということが多々あります。
そして、その情報を何の疑いもなく信じ、自分では考えなくなってしまうというデメリットがあることも理解しておきましょうね。
私はテレビはほとんど見ませんが、別に見なくても何の弊害もありません^^
世の中の出来事はネットニュースを見ればだいたいわかりますし、
自動的に流し込まれるテレビより、自分で選択して記事が読めるネットニュースのほうがマシだと思ってます。
世の中で起こっている出来事や物事には、必ず二面性があります。
良い面と悪い面、その両面が必ずあるということです。
それは、ある人にとっては良い事であり、ある人にとっては悪い事になったりします。
「自分がどちらの面から物事を見ているか」を意識してみると良いと思います。
もし、悪い面から見ているとしたら、「この出来事の良い面は何だろう?」と考えてみたり、
良い出来事やニュースを見て、「この出来事の悪い面は何だろう?」と考えてみるのはおススメです。
両面を見て、自分なりの判断をするというのが、ある意味物事の捉え方としては正解だと思います。
100%良い事、100%悪い事、というのは世の中に存在しませんし、
物事や出来事自体に意味はありません。
人が意味付けをしているだけです。
結局、自分の価値観で捉えて、どう考えるかしかないわけです。
例えば、原子力発電はとても効率的な発電方法であるとともに、周辺地域に経済的なメリットをもたらすという面を持っていますが、
ひとたび事故が起これば、今のところ人類の手には負えないリスクに発展します。
例えば、お祭りなんかでも、たくさん人が集まって賑やかで楽しく、経済効果ももたらす行事ではありますが、
周辺地域の人はその騒音に耐えなければいけないし、終わったとのゴミで街が汚れるという面もありますよね。
こんなふうに、物事には必ず良い面と悪い面があります。
世の中の出来事は、全て相対的に出来ています。
(これには理由がありますが、それはまた別の機会に^^)
つまりは、「出来事は受取る人の捉え方次第」ということです。
良い面を捉えていても正解ですし、悪い面を捉えていても正解です。
ここでいう、「良い面」「悪い面」というのは、あくまで「自分にとって」です。
「良い面」「悪い面」は捉え方によって変わります。
大事な事は、
「自分は今、どっちの面からこの出来事を見ているだろう?」
「どんな捉え方をしているだろう?」
ということを、観察してみるということです。
観察して気付いたこと。それが、あなたの「思考の癖」です。
ポジティブな面を見ている人は、ポジティブな面を自ら選んでいるんです。
ネガティブな面を見ている人は、ネガティブな面を自ら選んでいるんです。
これは、良い悪いではなく、そういう選択を自分がしていることに気づくことが大事ということです。
この選択、「思考の癖」があなたの人格を形成しています。
あなたは普段、どんな選択をしていますか?
今日は、物事の捉え方を観察すれば、あなた自身が見えてくるというお話でした^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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